宗三さんの愛情表現は「愛しいものは囲い込んで着飾らせて侍らせる」だからね(自分が人間から受けてきた扱いそのまま)
長谷部くんはなんでか異様に人間らしいので、好きな相手には「側に寄り添って一生を共にしたい」と思う 寄り添う、共に生きる、というのが愛の形
宗三さんの囲い込みにも「こいつがそうしたいなら付き合ってやろう」という気持ちで素直に応じてる(あと「求められたい」という欲も満たされるので都合がいい)
宗三さんが、自身の愛情表現について自覚的なのかどうかについて、毎回悩む
自覚的かつ、それが「求められたがり」の長谷部くんに合う形だからあえて直さないのか、それとも無自覚で「愛情表現とはこんなもの」と思っているのか
悩むなあ
前者なら、自覚的に縛り付ける宗三さんと、共依存的な関係になってると自覚しつつこの関係が気持ちよくて抜け出せない長谷部くんの葛藤とか考えると美味しい
後者なら、無自覚な宗三さんを利用しているようで複雑な気持ちの長谷部くんと、他の刀から異様さを指摘されて動揺する宗三さんが美味しい
前者なら日光さんあたりが口挟んできていい感じに泥沼になりそうでとてもいいですね
日光さんと宗三さんがバチバチで「俺とへし切は盃を交した仲である」「それなら僕はあの子を産湯に浸けたようなもんですよ」とかやりあってる
日光さんと長谷部くんは「互いに依存し合う関係など不健全だ」「……お前には関係ないだろう」「兄貴分として弟分の面倒を見る義務がある」「勝手に兄貴分面するな。放っておいてくれ」ってやってる
長谷部くんは後ろめたさから日光さんから逃げるけど、このままの関係でいいとも思ってない
でも宗三さんは自覚的にやってるので改めるつもりはないし、長谷部が望んでいる通りに愛して何が悪いくらい開き直ってる
日光さんは純粋に弟分に対してよくないことだからと口を出している 心配というよりは付き合うならもっと健全な付き合いをしろという叱咤
「不健全! 人間じゃあるまいし、精神の健全性が保てないから何だっていうんです。僕らがどれだけ互いに依存したところで、結局貴方が最優先するのは主でしょう? なら、刀剣男士としては何も問題ないじゃないですか」
後者なら、宗三さんの愛情が気持ちよくて溺れてるけど、こいつちょっと異様だなと思ってるし、本人が異様さに気づいていないことにも気づいて、利用しているようで後ろめたい長谷部くんと、特に何も考えずやりたいようにやってる宗三さんになる
宗三さんは長谷部くんが時折見せる複雑そうな顔が気になるけど、あまり触れてほしくなさそうなので気にしないようにしている
ある日同僚でも主でもいいけど、「お前嫉妬心?独占欲?強いよな」って振られて意味わからなくて首傾げてる宗三さんの様子を見て、こいつ自覚ないのかよと思った相手が「お前の囲い込み方ちょっと異様」と指摘してきて、自分の異様性を知らされて動揺する宗三さん
もしかして長谷部の今までの表情はそこからきてたのかと気づいて、少しずつ囲いを解こうとする宗三さんだったが、根っこに染み付いた性質はなかなか変わらない
「別に今すぐ変わろうとしなくていい。お前のその性情には、正直俺も依存してた部分がある。だから、ふたりで変わろう。俺はお前に依存しないよう努めるし、お前はできる範囲で縛りつけるのを抑えていこう。……今の俺達には、時間があるんだから」
長谷部くんと開き直り宗三さんの方向性が真逆過ぎてすげえな……
長谷部くんは真面目だし日光さんと思考回路も似てるので、普通に健全な方へ行こうとする
宗三さんは人というより物意識が強いし、元々病んでるまではいかなくても健全とは程遠いのでそのあたり全く気にしない