No.543
くつくつと喉を鳴らして上機嫌に笑う長谷部とは裏腹に、宗三はむしろ気分を損ねたようにむっとする。
「……つまり、お伽噺のように、両想いというわけではないと」
「そうなんじゃないのか? お前、別に俺のことそういう意味で好きなわけじゃないだろう」
「……貴方は」
むすっとしたまま、ぽつりと呟かれた言葉に、長谷部はどことなく不穏さを感じ首を傾げる。
「貴方は、どうなんですか? さっき貴方は『僕が』そういう意味で好きなわけじゃない、と言ったでしょう。『お互い』とは言わないで」
「……つまり、お伽噺のように、両想いというわけではないと」
「そうなんじゃないのか? お前、別に俺のことそういう意味で好きなわけじゃないだろう」
「……貴方は」
むすっとしたまま、ぽつりと呟かれた言葉に、長谷部はどことなく不穏さを感じ首を傾げる。
「貴方は、どうなんですか? さっき貴方は『僕が』そういう意味で好きなわけじゃない、と言ったでしょう。『お互い』とは言わないで」
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