惚れっぽい長谷部くんの話

てがろぐより

>惚れっぽい長谷部くんの話

>惚れっぽい長谷部くん、誰か好きになるたびきゃあきゃあはしゃいで宗三さんに相談という名の惚気をぶちまけに行く
>ただし惚れっぽいと言っても憧れ程度の感情で相手とどうこうなりたいとは思ってないのではしゃぐだけはしゃいで満足してる
>宗三さんはきゃいきゃいしに来る長谷部くんの相手するたび「なんでこんないい男(自分)を目の前にしてこっちには靡きもしないんだ!そんなに好みから外れてるのか?」って内心歯噛みしてる 綺麗系に鞍替えしても江雪兄様あたりに流れられても複雑だしな……とか思ってる
>ある日いつものようにはしゃいでて、偶然か何かで床ドンみたいな形で至近距離で見つめ合って、長谷部くんが一瞬固まって顔赤くしたあとそそくさと逃げ出したので「ようやく脈ありか?」と察する
>ところが次の日廊下で鉢合わせたとき、宗三さんが様子を見るように顔をキスできるくらい近づけてのぞき込んでも、長谷部くんは顔をしかめるだけで微動だにしないので「なんだたまたまか」って落胆する
>ここで長谷部くんに視点移動して、宗三さんが立ち去って自分も廊下の曲がり角を曲がった途端「やっぱりバレてるよなぁ〜!」って顔真っ赤にしてしゃがみこむ ばっちり惚れてた
>今まで惚れてた相手と違って、相手と過ごしてきた時間が長いせいでどうすればいいのかわからない、口説かれたり迫られたりする場面をリアルに想像できてしまって「アリかも……」となってしまう
>そんな宗へし

読み返してたら大変可愛らしいのでこれアリだな……となったので残しておく
惚れっぽくてきゃいきゃいはしゃぐ長谷部くんもかわいいし、内心ギリギリしてる宗三さんもおもろいし、いざ長谷部くんが惚れてからはどうなるんだろう……!という楽しみがある
長谷部くんは上っ面取り繕って今までのように接するけど、今までしょっちゅう惚れた腫れたときゃいきゃいしてた長谷部くんからとんとそんな話を聞かなくなって、悪い方向に勘違いして「まさかとうとう本命が……?!」って思い込んだ宗三さんが今惚れてる相手を聞き出そうとする話とか
この長谷部くんはずいぶんと乙女でいいと思う かわいいし

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